人の善意について。
親切・善意というのは、水の流れに似ていて、
元の場所に返そうとすると、結構骨の折れることだ。
今日、うちで働いてくれているアルバイトのこからのヘルプコールで水などを届けてきた。
風邪をこじらし高熱で動けないそうだ。
大学生で遠方からきているので、親御さんも、彼氏もなかなか看病できない距離にいらっしゃるので、
あらかじめ、助けられる用意があることを伝えておいたので、連絡をくれた。
異性で10コ以上も離れているので、なかなかお節介をやきづらいので、連絡をくれて助かった。
その時、驚いたのが
”LINE PayやPayPayで返します”、、、と。
さすが電子マネーのネイティブ世代。。。
自身の世代を感じさせられた一件でした。
そこは、本題ではなく。。。
この時、助けられることがあったらと、あらかじめ声をかけていたので、お金はいらない。
誰しも感じるであろう、この、なんとなく不思議な感覚について、が本題なのである。
自分自身も、逆だと同じような返答をするだろうが、
なんとなくお金を返すだけでは心地悪く、
また、受け取る方も、なんとなく受け取りづらい。。。
これは、善意は、
相手(受け手)には、大きく≒相対的な価値が高い
自分(かける側)には軽い≒相対的な価値が低い
からだと思う。
仮に、1000円分の買い出しだとしたら、
自分が出したもの<1000円<相手が受け取ったもの
なので、お金を返してもらうというのは、お互い心地が悪く感じてしまうのだろう。
でも、相手も何かしないと心地悪い。。。
そこで、出てくるのが、
”同じように困っている人がいたら助けてあげて”
だった。
月並みな言葉ではあるが、めちゃくちゃ合理的だ。
親切・善意というのは、水の流れに似ていて、
元の場所に返そうとすると、結構骨の折れることだ。
だからこそ、逆らわずに次に流し、より大きな流れをつくる。
それが川になり、より多くの人々を潤し、いつか海に流れつく。
海は、いずれ雨となりまた、戻ってくる。
そうすると自然と返せるのかもな。
自分もたくさん受け取っていたなぁ。。。
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