”コーヒーをいれる際、必ず60粒数えていた”
無類のコーヒー好きと言われているベートーベンの逸話。
多忙な中でも、コーヒーだけは自分自身でいれていたようです。
それぐらいコーヒー好きにとって、
【分量】は、美味しいコーヒーをいれる上で欠かせない要素です。
どのくらいの分量で抽出するのが美味しいと感じられるのでしょうか。
【コーヒーの一杯あたりの分量】
水180mlに対して、コーヒー10g
コーヒーの仕上がり量は150mlになります。
(30mlはコーヒーの粉が吸います)
この数値は、家庭用ドリップコーヒーメーカー最高峰の<モカマスター>等に認定を与えている”ヨーロッパ コーヒー ブリューイング センター(ECBC)”の数値を参考にしています。ECBCサイト→http://ecbc.info/
では、分量を守ることがなぜ大切なのでしょうか。
ポイントは、2つです。
-
再現性
-
カップのクリーンさ
”再現性”
お店でもないのに、なぜこれが大切なのかと言いますと、
自分が美味しいと感じられるコーヒーを、いれる為です。
コーヒーは産地や焙煎などにより、様々な味わいを楽しめます。
その味わいの変化を、抽出の要素を固定することで、しっかりと個性として捉えることができます。その上で自分の好みの産地や焙煎などを発見したり、アレンジしたりと、より奥深いコーヒーの世界を楽しむことができます。
”カップのクリーンさ”
必要以上の酸味や苦味、雑味を感じさせないクリーンなコーヒーの抽出のためです。
分量が少ないと、コーヒーとお湯の触れる面積が相対的に多くなり、
コーヒーの雑味がでやすくなります。
分量が多い場合も、雑味がでやすくなります。
コーヒーは基本的に、ネガティブな要素は一定に出続けます。
分量が増したことによりコーヒーのお湯抜けが悪くなり、
抽出時間が長くなることにより、雑味がでやすくなります。
一方ポジティブな要素は抽出の前半にほとんど出てしまいます。
分量を守ることで、適正な抽出時間になり美味しい部分を効果的に抽出することができます。
では、薄いコーヒー、濃いコーヒーが好きな方はどうすればいいのでしょうか。
まずは、原料であるコーヒーの産地や焙煎を変えることをおすすめします。
選び方のポイントは↓
次に、薄いコーヒーが好きな方は、正しく抽出したコーヒーを、お湯で割ることです。そうすることで雑味が、はいるのを防ぎます。
濃いコーヒーが好きな方は、抽出方法を変えることがおすすめです。
ペーパードリップ→コーヒープレス→エスプレッソ
右に行くほど、濃くなります。
器具を変えないのであれば、分量多く、挽き目を荒くして、たっぷりのコーヒーを贅沢に、さっと抽出することで、雑味が出る前に抽出を終えることができます。(現在ほど品質の高いコーヒーが、手に入りにくかった時代に、喫茶店のマスターが美味しいコーヒーを、お客様に楽しんでもらう為に、工夫して抽出していたのに似ていますね)
一杯の分量のコーヒー10gは、
スケールで計量するか、専用の10gスクープを使うか、大さじでいうと二杯です。
そして、なんとコーヒー豆60粒で10gなんです!びっくりですよね!
おすすめのスケールはこちら↓
|
美味しいコーヒーをいれるための4つの基本は、こちら↓
もっと知りたい!
ここわかりづらい…
というところがあれば気軽にコメントくださいね!
よければ、ブックマークお願い致します!
それでは、今日も良い一日をお過ごしください!
最後まで、読んでいただいてありがとうございます!
スポンサードリンク
Leave a Reply