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あの深い琥珀色の液体に含まれる、コーヒーの成分はどのくらいかご存知でしょうか。
2%にも満たない。と、いわれています。あの色味、素晴らしい味わいからは、意外なほど少なく感じます。
そして、残り98%が水分なんです。この水。コーヒーに影響を与えないわけがありません。

おいしいコーヒーのいれかた4つの基本、3つ目は水です

 

このセクションに置けるポイントは2つです。

①水の温度 ②水の種類

水の温度
お湯の温度は、90度から96度が、おすすめです。
温度に比例して、コーヒーの抽出効率は上がります。
しかし、高すぎるとコーヒーに含まれるネガティブな要素(過剰な苦味や、渋み)が出やすくなります。
当然、低すぎると、抽出不足で、風味や、コクなどのボディ感に欠けるカップに仕上がります。そして、酸味の成分が出やすい温度帯でもあるので、味わいのバランスが崩れてしまいます。
コーヒーの出したい成分を狙って出す為に必要なのがこの温度コントロールでもあります。
お出汁をとるときに、昆布は70度程度で、鰹節は沸騰してからさっと。など食材によって違うのと似ています。
コーヒーにおいては、90−96℃です。これは、ケトルを火から外してやく30秒ほど、おいたぐらいの温度です。
温度計を使うと、再現性が高まります。

水の種類
軟水で、中性の水がおすすめです。
硬水と、軟水の違いは、水分中にどのくらい、そのほかの成分(ミネラル等)が入っているかで分けられます。
たくさん入っていると硬水になります。見た目は透明で一緒ですが、中身がある程度、詰まった状態です。
クローゼットにいれられる洋服に限りがあるように、水に溶かせる成分の容量には限りがあるので、軟水がおすすめです。
硬水を使うと、重く苦味の強い液体になりやすい印象です。
アルカリ水を使うと、コーヒーの酸と反応し、中和され表情のないカップになります。
酸味が苦手なかたにも、おすすめできません。なぜなら、酸味のないレモンやオレンジを想像してください。
鮮度が感じられず、活き活きとした風味が楽しめないからです。
酸味が苦手なかたは、産地や焙煎を変えられるのがおすすめです。
地域にもよるとは思いますが、基本的には水道水でも大丈夫です。30秒ほど沸かせば、カルキもとばせますし。

以上の、二つのポイントを押さえ、より美味しいコーヒーを楽しんでください。

美味しいコーヒーをいれるための4つの基本は、こちら↓

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ここわかりづらい…
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それでは、今日も良い一日をお過ごしください!
最後まで、読んでいただいてありがとうございます!

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